APT 第四回 大洋州地域政策規制フォーラムへの出席(於ナンディ)

2011年7月8日

7月6日から8日にかけ、ナンディで開催された4th Policy and Regulation Forum for Pacificに、USPから本プロジェクトスーパーバイザーであるDVCエスタ・ウィリアムズと福島チーフアドバイザーが参加しました。

本フォーラムは、APT(アジア・太平洋電気通信共同体)が主催するもので、PITA(太平洋諸国電気通信協会)およびフィジー政府の共催で開催されました。APT事務局長の山田氏をはじめ、大洋州地域各国から約60名の関係者が出席し、太平洋諸国のキャパシティビルディングやインターネットに関連する政策・規制、太平洋諸国における国際接続、電気通信政策や戦略につき議論しました。フィジー政府の代表、カイユン司法長官兼通信大臣からの開催スピーチにおいては、Japan-Pacific ICTセンターの存在や、7月下旬にUSPにて南太平洋ICT EXPO 2011が開催されること、そこで太平洋地域で課題となっている情報セキュリティやICTビジネスインキュベーションについて議論されることが述べられました。

本フォーラムでは、PacCERTもアジェンダの一つとして挙がっており、PacCERT理事会を代表してSPC(太平洋共同体)のPICTO(大洋州ICTアウトリーチ)プログラムマネージャのシアオシ・ソバレニがPacCERTの現状と課題につきプレゼンテーションしました。また、この機会にPacCERT理事会会議も招集され、PacCERT設立に向けての課題が議論されました。