新学士号プログラムの国際認定に向けてACS担当者とのビデオ会議実施

2011年8月23日

8月22日〜23日の予定で、オーストラリアの情報通信技術関連教育プログラムの認定(Accreditation)機関でもあるACS(Australian Computer Society)の担当者がFSTE(科学技術環境学部)の招待によりUSPを訪問しました。ACSはソウル協定(Soul Accord)という国際的な協定に加盟しており、ACSによるプログラム認定を受けることができれば、その大学教育プログラムは、オーストラリアのみならず、ソウル協定加盟国(米国、韓国、カナダ、英国、日本)においても国際的にクオリティが保証されたものであると認定されます。

ACSの担当者は、本プロジェクトが支援する新しい学士号プログラムを2日間かけて認定の可能性を調査ました。これらの新学士号プログラムのカリキュラムアドバイザーとして担当している渡辺短期専門家とプラマニク短期専門家は日本にいるため、ビデオ会議を開催し、ACS担当者と意見交換を行いました。

最終的なACSによる認定は、最初の卒業生が輩出される4年後となり、残り1年半の本プロジェクトでは最後まで見届けることはできませんが、今後本プロジェクトはACSが提示する要件に沿ったカリキュラムの整備および新コースの開発を支援し、USPが継続的に作業をおこなっていけるような支援をおこなっていきます。ACS担当者の話では、本プロジェクト期間中に、卒業生が出る前の暫定的な認定を受けることが可能とのことであり、まずはカウンターパートとともにこの暫定認定を目指していきます。