Japan-Pacific ICTセンター多目的講堂の引渡式

2011年10月12日

日本による無償資金協力「南太平洋大学情報通信技術センター整備計画第二期工事」が予定より1ヶ月以上前倒しで完工し、2012年10月12日に日本政府からフィジー政府へ、そしてフィジー政府から南太平洋大学(USP)へと、施設が引渡しされました。

吉澤在フィジー日本大使は、スピーチの中で「このプロジェクトが大洋州地域のICTと教育における標準となり、日本とUSP、そしてフィジー政府間の協力関係のモデルとなることを望みます」と述べ、USPの副学長チャンドラ教授は、「この施設によって、大洋州地域の伝統芸術、文化、音楽そして舞踊と先端技術の連携が促進されます」そして「今Japan-Pacific ICTセンターは、昨年オープンした2つのビルディングとこの多目的講堂で構成され、大洋州地域のランドマークとなります」と述べました。

多目的講堂の正面デザインは、12本の柱と伝統と芸術を特徴化した12枚のモザイクタイルで構成されており、USPの加盟12カ国を象徴しています。

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多目的講堂キーボックスの引渡し

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多目的講堂の外観