2011年12月6日
2011年11月のトンガ離島USP学習センターにおけるUSPNet衛星通信接続開通に引き続き、バヌアツの離島に新しいUSP学習センターがオープンし、Ku-band接続も同時に開通しました。バヌアツの首都ポートビラがある本島(エファテ島)から北西250kmに位置するマランパ州マレクラ島に学習センターが設立されました。
センターおよびKu-band接続は、USP副学長のチャンドラ教授、USPバヌアツ(エマルス)キャンパス長およびマランパ州知事によってオープンされました。
バヌアツは、ソロモン諸島と同様、高等教育を受けたくても受けることができない学生達が多く、高等教育に対する潜在的需要が高い地域です。島嶼国の特殊な地理的要因によって高等教育を受ける機会が限定されていることも主な原因の一つであり、このように離島に学習センターが設立されれば、遠隔教育でフィジーと同じ高等教育が受けられるようになり、地方の人材育成に大きく貢献します。
USPマランパ学習センター(外観)
導入されたKu-band衛星通信アンテナ
USPマランパ学習センターのクラスルームとコンピュータラボ
導入接続作業を実施したプロジェクトカウンターパート(左のマリカ・ガロマイ氏は本プロジェクトがアレンジしたKu-band衛星通信本邦研修に参加)
バヌアツにおけるUSPキャンパスと学習センター(地図)