ソロモン諸島USPラタ学習センター Ku-band接続開通式

2012年5月18日

2011年暮れのトンガ離島ハアパイ、ババウ両USP学習センター、バヌアツ離島のUSPマランパ学習センター、2012年初めのフィジー離島でのKu-band接続開通に引き続き、2012年5月18日、ソロモン諸島テモツ州ラタ島(サンタクルズ諸島)にあるラタUSP学習センターにKu-band接続が提供されました。ソロモン諸島の首都ホニアラがある本島(ガダルカナル島)から東南約800キロメートルに位置するまさに離島です。テモツ州知事により、Ku-band接続がオープンされました。

ソロモン諸島は、バヌアツと同様、高等教育を受けたくても受けることができない学生達が多く、高等教育に対する潜在的需要が高い地域です。実際に、USPのキャンパス別学生数を比較しても、ソロモン諸島とバヌアツの学生数はフィジーに継いで多くなっています。島嶼国の特殊な地理的要因によって高等教育を受ける機会が限定されていることも主な原因の一つであり、このように離島に学習センターが設立されれば、遠隔教育でフィジーと同じ高等教育が受けられるようになり、地方の人材育成に大きく貢献します。

【画像】ソロモン諸島におけるUSPキャンパスと学習センター

【画像】設置導入作業をおこなうカウンターパート

【画像】USPラタ学習センター

【画像】設置されたKu-bandアンテナ

【画像】オープン当日の模様(手前赤シャツがテモツ州知事)