2012年6月5日
本プロジェクトにとっても、USPにとっても大きな山場となるイベントが実施されました。本プロジェクトのメインコンポーネントの1つである、ソフトウェアエンジニアリング学士号とネットセントリックコンピューティング学士号の国際認定(International Accreditation)の現場審査です。ACS(オーストラリアコンピュータ学会)が審査を担当し、オーストラリアから審査員が訪問し、2日間にわたり、学部・学科スタッフをはじめとした関係者インタビューやICTセンターを中心に設備施設の視察などを行い、この2つのプログラムが国際レベルのクオリティであるかどうかを審査します。
ACSはソウル協定(Soul Accord)という国際的な協定に加盟しており、ACSによるプログラム認定を受けることができれば、その大学教育プログラムは、オーストラリアのみならず、ソウル協定加盟国(米国、韓国、カナダ、英国、日本)においても国際的にクオリティが保証されたものであると認定されます。本来であれば、第一期の卒業生が輩出されてから本認定となるのですが、ACSと交渉の結果、卒業生輩出前の状況を審査し、「暫定認証」という形での認証審査の実施ができる運びとなりました。
ACSからの審査員は、現地で審査した情報と結果を持ち帰り、ACS理事会の承認を得たうえで、2ヶ月後に正式結果が報告されることになっています。