南太平洋コンピュータ学会(SPACS)でのPacCERTプレゼンテーション

2012年6月28日

フィジーにおけるICT研究者やICT産業従事者をメンバーとして運営されている南太平洋コンピュータ学会(South Pacific Computer Society: SPACS)の定期会合が開催されました。

今月運営を開始したばかりで、マルタでの国際会議から戻ったばかりのPacCERTマネージャ、Mr Patrick Queetが、ゲスト講義として、最近フィジーで発生し対応したサイバーセキュリティ事例を交えながらPacCERTの紹介と活動内容につき、説明しました。参加した約30名の聴衆は、皆サイバークライムを身近な脅威として認識し、それぞれの仕事を実施する立場の人達であり、さらに、最近発生した国内事例も紹介されたこともあり、皆熱心に耳を傾けていました。

このような機会を利用して、地域のICTユーザを対象に、サイバーセキュリティにつきより危機意識を持ってもらうとともに、PacCERTの活動意義の説明と活動への協力要請を地道に継続していく宣伝・啓蒙活動も、PacCERTの重要な任務の一つです。

【画像】SPACS会議にてゲスト講義を行うPacCERT新マネージャ