2010年ノーベル化学賞受賞の鈴木章名誉教授による講演会

2012年8月9日

2010年にノーベル化学賞を受賞された鈴木章 北海道大学名誉教授がUSPを訪問し、Japan-Pacific ICTセンター 多目的講堂にて、公開講演をされました。文部科学省の奨学金で日本に博士課程留学したUSP講師の招致にお応えいただき実現したものです。USPにノーベル賞受賞者が訪問する初めてのイベントで、多くの学生や先生たちが詰めかけ、多目的講堂も満席となりました。

鈴木名誉教授は、ご自身の学生時代の思い出から、ノーベル賞受賞に至るまでの経緯、有名な鈴木カップリングとそれが社会にどのように利用されているかにつき、化学に詳しくない者でもわかりやく説明されました。最後に科学技術の重要性につきお話され、参加した学生たちのモチベーションを刺激しました。鈴木先生はUSPのオープンキャンパスにも協力され、フィジー中から訪れたフィジーの高校生とも交流をもたれました。

【画像】ICTセンター多目的講堂にて講演される鈴木名誉教授

【画像】USPオープンデーでの鈴木名誉教授特設ブース