ガーナ政府は教育を国家開発の重要課題とし、「基礎教育(小中学校)は国民の義務であり無償で提供される」と憲法で定めて就学率向上に努め、成果が出てきています。しかし、教育の質に関しては課題も多く、小学生の学力の低さの原因の一つである教員の指導技術力不足について、長期的な取り組みが求められています。
こうした中、2000〜2005年に、教員養成校における教員の指導力向上のモデル開発を目的とする試みが3つの特区で行われました。また2005〜2008年にはそれを拡充して10の特区にて試行を行い、モデルの精度を上げることで校内研修を主軸に置いたINSET (In-Service Traini…