最終フェーズの開始−現場実施指導型の改善取り組み−

2014年11月20日

2012年3月〜2014年5月まで行われた前フェーズに引き続き、2014年7月末より「最終フェーズ」(〜2015年12月)が開始されました。前フェーズでは「収支・コミットメント管理」、「資産管理」、「内部監査」の3つの分野でワーキンググループ(WG)を組織し、ガーナ国食糧農業省(MOFA)の会計・資産管理の業務手続規律の改善に向けた取り組みを開始しました。MOFA本部の財務局・総務局を支援し、会計手順書の策定による財務管理手続の標準化と、その手続きを全国10州の全組織へ普及するための取り組み(集合型研修および後半には現場実施指導を導入)を行いました。また手続改善に必要なMOFA内部監査ユニットの強化を支援するため、同ユニットとともに内部監査チェックリストの作成および監査実地指導を行いました。最終フェーズはこれを引き継ぎ、実践的な改善取り組みの普及を目指しています。

最終フェーズでは業務を管理する上で重要度の高いMOFA本部と州事務所に照準を合わせ、前フェーズで確立した現場実施指導型のオンザジョブ・トレーニング(OJT)を一層取り組み、WGメンバーであるトレーナーおよびOJT参加者の更なる能力強化を図ります。また、進展するガーナ政府の地方分権及びガーナ統合財務管理情報システム(GIFMIS)の担当省庁と協調して、これらガーナ政府全体の改革と整合性ある業務改善を目指しています。これらの取り組みにより、最終フェーズ活動全体を通じてプロジェクト終了後もMOFAの自助努力により会計・資産管理の改善活動が持続されることを目標としています。

最終フェーズの活動計画はMOFA関係者との協議の後、8月22日には合同調整委員会(JCC)で承認され、3つのWGによるOJTによる実践的な活動が本格的に始まりました。

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ガーナ側カウンターパートとJICAとの合同調整委員会
写真はガーナ側カウンターパート代表による最終フェーズ計画の説明

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資産管理分野でのワーキンググループ実施風景
写真はJICA専門家によるガーナ側カウンターパートへの資料説明

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内部監査分野でのワーキンググループ実施風景
写真はJICA専門家によるガーナ側カウンターパートへのデータ入力指導