第二回試験施工が開始される

2018年2月28日

第一回試験施工および第三国研修で得られた知見を踏まえ、第二回試験施工が開始されました。第二回試験施工では、施工会社と労働者を新しくし、経験のない状態からデータを集めることにしました。これにより第一回試験施工の結果と比較検証することが可能になります。第二回試験施工の主な目的は次のとおりです。

・施工にかかる情報(施工手順、材料管理、技術の習得、雇用者数、品質管理の方法など)を収集する。
・施工性および施工単価を確認する
・第三国研修で得られた知見を確かめる
・LBT(人力施工)によることから、工事中の安全と衛生確保について確認する
・EBT(機械施工)とLBTの比較を行う
・セメントを配合するなど、新たな材料の活用を試みる、など

工期は準備期間も含めて6か月ですので、8月中旬の完了を予定しています。それまでにデータを検証し、ガイドラインに反映できる情報を得たいと考えます。

(高橋宏明/ガイドライン作成)

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進められている準備工の様子

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施工会社から調達された舗装材料(骨材)