プロジェクト概要

プロジェクト名

(日)ガーナ 現職教員研修政策実施支援計画プロジェクト

プロジェクト実施の背景

ガーナ政府は教育を国家開発の重要な課題とし、「基礎教育(小中学校)は国民の義務であり無償で提供される(fCUBE)」と憲法で定めて就学率向上に努め、成果が出てきています。しかし、教育の質に関しては課題も多く、特に小学生の学力の低さ、またその原因の一つである教員の指導技術力不足については長期的な取り組みが求められています。

2000〜2005年に、教員養成校における教員の指導力、及び指導内容の向上を通じた生徒の理数科学力の向上を目的とし、「小中学校理数科教育改善計画(STMプロジェクト)」がガーナの3郡において実施されました。この成果を反映し、教員の指導力向上を目指したINSET(In-Service Training:現職教員研修)を円滑に全国展開するための支援が望まれています。

プロジェクト内容・成果

本プロジェクトはガーナ全10州から各1郡ずつ、合計10のパイロット郡においてINSETを円滑に実施する支援を行い、INSETの全国展開への布石とします。具体的には、実施体制構築、研修モジュール開発、関係者の能力開発、モニタリング・評価システム開発、啓発活動等に対する協力を行います。

INSETの実施体制図
INSETの実施体制

活動拠点

アクラにある教師教育局(TED: Teacher Education Division)内にプロジェクト事務所を設置しています。

プロジェクト期間

2005年12月から2008年11月

プロジェクト目標と成果

目標

10のパイロット郡において、小学校教員を対象とする汎用性が高く制度化されたINSETモデルが理数科において実施されている。

成果

  1. パイロット郡(10郡)において、INSETの実施体制が構築される。
  2. 現場ニーズに応じたINSETモジュールや、ソースブック(モジュール集)の利用に係るガイドラインが策定される。
  3. INSET実施にかかる業務能力が開発される。
  4. 群を実施主体とするINSETモデルのモニタリング評価システムが開発・運用される。
  5. INSETの参加と支援が促進され、INSETの制度化が円滑に進むようにガーナ政府のINSETに関する政策・方針が改善される。