2011年6月29日
2011年6月29日にINFOM 本部にて第5回JCC(プロジェクト合同調整委員会)が開催されました。本委員会はINFOM、INFOM-UNEPARのカウンターパート、各パイロットサイトの給水委員会、JICAグアテマラ事務所、およびプロジェクト専門家チームを主なメンバーとして、プロジェクトの方針を決定する機関です。
今回のJCCは、グアテマラ側とJICAプロジェクトに関する協力関係の継続確認に加え、PDM(プロジェクト・デザイン・マトリクス)、PO(プラン・オブ・オペレーション)の改訂、PDMで使用されている用語の定義の承認を中心に協議が行われました。
またJCC には8パイロットサイトの給水委員会が出席しましたが、そのうち4パイロットサイトの給水委員会の代表者がそれぞれの経験の共有を目的として発表を行いました。
あるサイトの発表者からは「今では私たちの給水委員会は法人化されたため、(正式に)領収書を発行できるようになりました。また、適正な水料金を徴収しており、施設の維持管理費と修理費も徴収金から賄っています。私たちの給水施設の維持管理費を徴収金から賄えていることはひとつの成果だと思います。」といった発言もありました。
委員会の最後で、議事録に各代表者が署名を行い、第5回JCCを終了しました。第6回のJCCは2011年10月に開催される予定です。
ロベルト・アルファロINFOM-UNEPAR理事長による挨拶
給水委員会代表(ロス・エンクエントロス)の経験の発表