2012年5月9日
2012年5月9日、10日の2日間にわたり、パイロットサイトの一つである、テクパン・グアテマラ市ラ・ヒラルダにおいて、井戸診断研修が開催されました。
今回の研修は、揚水量減少などの理由で井戸の改修工事が必要な場合に、INFOM-UNEPAR本部職員、地方事務職員がどのように工事監理を行うか、その方法と、その際に必要な知識の獲得を主目的としました。
具体的な内容は、1.地下水開発の基礎、2.井戸構造、3.井戸洗浄方法、4.揚水試験、5.ポンプ選定などを中心に講義・実習を行いました。
研修には、INFOM-UNEPAR地下水開発プログラムの井戸掘削班、パイロットサイトが位置する地方自治体公共計画課職員、給水委員会水管理人の有志も参加しました。
講義・実習中は、参加者は非常に興味深く受講し、その後、活発な質問、意見交換がありました。
今後は、INFOM-UNEPAR職員が今回得た知識を、パイロットサイトの給水委員会運営維持監理活動支援にいかに活用していくかをモニタリングしていく予定です。
井戸洗浄の説明を行う講師
参加者からは質問が相次いだ
熱心に受講する参加者
井戸洗浄実習
揚水試験実習
揚水試験データを記入しているところ