カンシャックにおける給水施設応急措置と維持管理に関わるフィールドワークショップ実施

2012年11月6日

2012年11月5日、6日の2日間にわたり、本プロジェクトのパイロットサイトである、カンシャック(ウエウエテナンゴ県)において、給水施設応急措置が行われました。応急措置内容は、水中ポンプ制御装置の追加、量水計の取替え、塩素注入器の取替えでした。なお、本プロジェクトと、カンシャックの給水委員会、INFOM‐UNEPAR間の取り極めにより、資機材購入はプロジェクトが行い、給水委員会は設置費を捻出、INFOM-UNEPARは給水委員会に対し技術支援を行う等、責任分担が明確化されています。
また、この機会を活用し、プロジェクトで作成した給水施設応急措置ガイドラインの運用と、故障修理の実作業について、フィールドワークショップが実施されました。
ワークショップ参加者は、INFOM‐UNEPAR本部・地方事務所のエンジニア、地方自治体公共計画課職員、ウエウエテナンゴ県の他のパイロットサイトの給水委員会でした。
研修講師はINFOM‐UNEPAR本部のエンジニアが担当し、日本人専門家・ローカルスタッフは後方支援をしました。
ワークショップは、1)施設モニタリングの実際、2)故障原因の特定、3)修理計画、4)修理の実施、のテーマを中心に、第1日目は講義、第2日目に現場での視察が行われました。また、ワークショップの最後には、理解度テスト・アンケートが実施されました。

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座学研修

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応急措置実習

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塩素注入装置動作確認