グアテマラ共和国は「教育政策2008-2012年」の中で「質の伴った教育の促進」、「最貧困地域を中心として就学率の向上」等、8つの教育政策を掲げている。なかでも、教育の質向上は、過去4政権に渡り重視している政策であり、本政策達成のために「社会文化背景に合致した国家教育カリキュラムの普及」や「教員の育成」を戦略目標として掲げている。一方で、2006年に実施された算数と国語のラテンアメリカ・カリブ諸国学力調査の結果、グアテマラは参加15カ国中14位であり、教育省は学力向上のための方策を模索していた。
こうした状況の下、グアテマラ政府はホンジュラス共和国算数指導力向上プロジェクト(PR…