医療供与機材をプロジェクトサイトへ受渡しました

2018年1月24日

今年度予定していた医療供与機材を1月23日にキチェ保健管区事務所、1月24日にイシル保健管区事務所へ受渡しました。
各保健管区事務所へ届けられた医療機材は検品を行い、JICAグアテマラ事務所長と保健管区事務所長により受渡し確認の署名が交わされました。これらの機材は、各保健管区事務所での登録作業の後、管轄地域の一次、二次保健医療施設へ配置されます。
今回供与された機材は、身長体重計、メジャー、小児用の吊り下げ式体重計、乳児用身長計、グースネックランプ、ネブライザー(薬剤を経口吸入するための器具)、超音波診断装置、胎児心拍陣痛計、インファントウォーマー(出産直後に赤ちゃんをケアする診察台)で、より質の高い母子保健・栄養サービスの強化に貢献することが期待されています。
操作が複雑な機材については保健医療従事者に対して使用方法に関する説明が行われ、中には動画を撮影しながら真剣に説明を聞いている参加者もいました。参加した医師からは「同僚に使用方法を教える機会を作って、機材を有効に使っていくよ。」という声が聞かれました。
プロジェクトでは、現場で働く保健医療従事者の知識や技術の向上のために、これらの機材を使用した研修を計画しています。これから沢山の妊産婦の健康と子どもたちの健やかな成長が守られるように役立つことを期待しています。

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機材の使用方法について説明を受ける保健医療従事者

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イシル保健管区事務所での機材の受け渡し