乾燥地農業視察研修

2018年3月7日

2018年2月28日~3月2日に農牧省農牧科学技術局の協力により乾燥地農業に関する視察研修を実施しました。当プロジェクトのパイロットコミュニティのうち、主に乾燥地に位置するロサ・デ・アブリル、サマジャレ、ロマ・ベルデの各コミュニティの生産者代表、オロポリ市・グイノペ市の環境担当職員、ユスカラン財団職員、環境省生物多様性局職員計12名がホンジュラス国南部地域のルイス・ランダ農業学校(ナカオメ市)、農牧省ルフォサ農業試験場(チョルテカ市)、カシューナッツ生産協同組合(ナマシグエ市)を訪問し、ゴマや落花生等の乾燥地に適した作物の栽培技術や、太陽光発電をエネルギーとした灌漑技術、生産物の有機認証取得と輸出の取組み等について学びました。

参加者からは、ゴマの栽培とゴマ油の生産や、女性グループによるカシューナッツの加工・輸出の取組みが印象的であり、参考にしたいとのことでした。

農牧省ルフォサ農業試験場のご厚意により、ゴマおよび落花生の種子サンプル数品種の提供を受けたので、今年の雨季に各コミュニティで試験栽培し、適切な品種の選定を行う予定です。

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農牧省農牧科学技術局での講義

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ゴマ油精製機械の見学

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太陽光発電による灌漑システム

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農牧省農業試験場での講義

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ゴマ栽培試験圃場

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カシューナッツ農場

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研修参加者一同