土壌保全に関する研修会

2018年3月20日

2018年3月20日、オロポリ市のパイロットコミュニティ、サマジャレにおいて、土壌保全研修会を開催しました。研修講師はユスカラン財団のエドガルド・メンドーサ氏、参加者は約40名となりました。

研修開始前には、2月27日~3月2日に実施したチョルテカ市、ナカオメ市での乾燥地農業研修に参加したコミュニティ代表者3名からの研修報告を行いました。
研修ではゴマの栽培とゴマ油の生産や、女性グループによるカシューナッツの加工・輸出の取組み等が印象的で参考にしたいとのこと。栽培種の多様化活動の一環として、農牧省LUFOSA農業試験場から提供を受け、持ち帰ったゴマおよび落花生の種子サンプル数種類を今年の雨季にコミュニティで試験栽培し、適切な品種の選定を行うことにしました。

土壌保全研修では、土壌流出を防ぐための農法について、等高線栽培等についての講義の後、実際に屋外に出てNivel A(簡易水準器)の作り方と使用方法、等高線のとり方についての実習を行いました。女性の参加も多く、屋外実習はグループに分かれて和気あいあいとした雰囲気の研修となりました。

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乾燥地農業研修参加者からの報告会

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土壌保全研修参加者

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屋外での実習

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Nivel Aによる水平の取り方