国際生物多様性の日イベント

2018年5月22日

国際生物多様性の日を記念し、2018年5月22日にテグシガルパ市内ホテルにて環境省主催、JICA、IUCN、USAID、UNDP共催によるシンポジウムを開催しました。全体会合で今年発効25周年を迎えた生物多様性条約に関するホンジュラスの取組み概要についての報告の後、4つの分科会、(1)沿岸・海洋保全、(2)保護地域と生物回廊、(3)生物多様性調査とABS(遺伝資源へのアクセスと公正な利益配分)、(4)先住民と生物多様性、に分かれて発表・討議を行いました。

分科会「保護地域と生物回廊」では、当プロジェクトの報告を行うとともに、米田チーフアドバイザーからマレーシアでのJICAプロジェクトを事例としたゾーニング、村落開発支援事例等を紹介しました。その他にも、ホンジュラスにおける私設保護区設置の取組み、保護区共同管理団体協議会による活動、カリブ海沿岸保護区のネットワーク化の取組み等について発表があり、活発な意見交換が行われました。

シンポジウム全体では行政関係者、研究者、NGO、コンサルタント等、約200名の来場者があり、大盛況のイベントとなりました。報道各社の取材も行われ、ホンジュラスにおける生物多様性保全を発信する良い機会となりました。

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全体会合

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分科会「保護地域と生物回廊」