第五回Joint Coordination Committee(JCC:合同調整委員会)会議の開催

2021年3月29日

2021年3月29日に、インドネシア科学院(LIPI)ボゴール植物園内会議室にて、第五回Joint Coordination Committee(JCC:合同調整委員会)会議を開催した。

JCCは、相手国プロジェクト実施機関、監督省庁、JICA現地事務所の長などで構成されるプロジェクトにおける最上位の意思決定機関であり、JCC会議は同構成メンバーや主要関係者が一堂に集い、プロジェクトに関わる事項を協議・決定する会議である。

これまでは、ボゴール或いは京都の双方の研究代表機関にて実施してきた会議であるが、新型コロナウィルス(Covid-19)の世界的な感染状況に収束が見られず、国境を越えた移動に著しく制限が加わっていることから、ウェビナーシステムを用いたオンライン会議として開催した。今回の会議では、インドネシア側研究代表機関の代表者を務めるインドネシア科学院(LIPI)ボゴール植物園園長Dr. R. Hendrian、日本側の研究代表を務める京都大学生存圏研究所梅澤俊明教授を始め、日本インドネシア双方のプロジェクト代表者及び主要プロジェクト研究者、関係者30名が出席し、この一年間のプロジェクト活動実績の報告及び成果の達成度、コロナ禍で停滞している活動とその解決方法について共有を行った。

プロジェクト活動に依然として厳しい制約が生じている中であるが、日尼双方のコミュニケーションを出来る限り確保し、プロジェクト目標の達成のために必要な活動に取り組んでいきたい。

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開会挨拶を行うDr. R. Hendrian

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梅澤俊明教授による全体説明