プロジェクトの第二回合同調整委員会を開催しました

2021年3月5日

2021年3月5日にプロジェクトの第二回合同調整委員会(Joint Coordinating Committee:JCC)をオンライン形式で開催しました。主たるカウンターパートである公衆衛生総局家族保健局をはじめ、保健省関係部局、JICA本部、JICA事務所からJCCのメンバー約40名が参加しました。

冒頭、保健省公衆衛生総局・総局長代理とJICAインドネシア事務所次長から挨拶がありました。

同総局長代理からは、1993年の中部ジャワ州における最初の母子健康手帳(MCHハンドブック)導入以降、母子健康手帳が全州に普及するまでのJICAのインドネシア母子保健に係る長年の協力につき感謝が述べられました。また、JICAからのCOVID-19対策の強化に係る資機材供与(非接触式体温計や衛生キット)についても謝意がありました。

続いて、チーフアドバイザーからプロジェクトの各成果の進捗が共有され、地域保健専門家から、今後の活動計画について発表がありました。

委員会では、国際研修を本年8月に開催すること(成果1)、低出生体重児向け手帳(リトルベイビーハンドブック)を最終化し普及のための研修や仕組み作りをすること(成果2)、乳幼児健診の対象を6カ月とし子供の継続ケアのモデルを作成すること(成果3)、電子母子健康手帳の品質管理に係る調査を最終化すること(成果4)などを確認しました。

また、コロナ禍にありながら、遠隔でのコミュニケーションを通じてプロジェクト活動が概ね順調に進展していること、感染予防に配慮しつつ今後も連携を強めて行くことを確認しました。

今後、プロジェクトはJCCの協議結果に基づき各成果の活動を進めていきます。

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保健省公衆衛生総局・総局長代理の開会挨拶

【画像】プロジェクトからの進捗の共有

【画像】JCC参加者(一部)