立山砂防女性サロンの会からのお見舞い品が贈呈されました

2011年2月11日

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幼稚園に贈呈された自転車

このほど、立山砂防女性サロンの会(会長・尾畑納子富山国際大教授)から、メラピ山噴火により被害を受けたクミレン村や幼稚園にお見舞い品が贈呈されました。

立山砂防女性サロンの会は、砂防事業の重要性と災害に対する危機感を広報しようという目的で発足した組織で、富山のオッカチャン広報隊として280名の会員がいます。砂防講演や学習会への参加、近隣砂防視察や海外研修を実施しており、2010年9月に、ジョグジャカルタにてプロゴ川流域メラピ火山緊急防災事業の活動や2006年火砕流被災地などを視察しました。

プロゴ川流域メラピ火山緊急防災事業は、JICAの有償資金協力(円借款)事業である「メラピ山・プロゴ川流域及びバワカラエン山緊急防災事業」の一環で実施しているプロジェクトです。防災を通じた地域の持続的な発展を目的として、砂防施設の整備を進めているほか、住民の防災意識向上に向けた取組みとして、幼稚園児に防災ダック(防災を身体で学ぶポーズゲーム)を紹介しています。一行は、ガジャマダ大学のジョコ・レゴノ教授の案内により、幼稚園を訪問し、子供達への防災教育の成果である防災ダックの実演を見学したほか、プロジェクトを実施しているクミレン村を見学し、村人と交流しました。

その後、メラピ山が噴火したため、訪問した村や幼稚園に何かできることがあればとのことで、パイプ、自転車、遊具、パズルなどのお見舞い品が贈呈されたものです。クミレン村では、噴火による降灰による農作物の被害がありましたが、野菜栽培が再開されています。贈呈されたパイプは壊れた水道管の補修に使用されました。

上記のお見舞い品のほか、プロジェクトの一環でガジャマダ大学が実施した、コミュニティ防災を目的とした四面会議システムで、村人が立てた計画の進行状況に関する報告会の開催経費を支援し、クミレン村の今後の復興を目指した村落開発にも活かされることになっています。

なお、メラピ山の火山活動レベルは、3(警戒)から、2010年12月30日に2(注意)に引き下げられています。