第1回合同調整委員会が開催されました

2016年8月10日

プロジェクトの第1回合同調整委員会(Joint Coordinating Committee通称JCC)が、2016年8月10日にアンマンで開催されました。JCCはプロジェクトの最高意思決定機関で、プロジェクト実施にかかる戦略・方針を協議する場です。

第1回JCCは、このプロジェクトの目的やアプローチ、計画された活動を関係者に説明し、合意形成することを目的に開催されました。会合には、実施機関である保健省と協力機関である人口高等審議会およびJICAを中心とするプロジェクト関係者、主な裨益対象である県保健局の代表が参加しました。参加者からは、プロジェクトの運営方法に関する点や、プロジェクトのデザインを示すプロジェクトデザインマトリックス(PDM)の中の指標について質問や意見がありました。特にPDMの指標については、ベースライン調査後に詳細を検討することとなりました。

保健省のプロジェクトダイレクターのバッシール・プライマリヘルス局長からは「JICAの南部におけるこれまでの経験の上に本プロジェクトはある」というJICAに対する感謝と期待を込めた挨拶がありました。またJICAヨルダン事務所の坂田章吉所長は、「これまでの協力経験を活かした技術協力であり、その成功は間違いない」と挨拶しました。

第1回JCCを終え、本プロジェクトは本格的な活動を開始します。

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プロジェクトによるプレゼンテーション

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答弁するプロジェクトマネジャー