第1回看護職員研修が実施されました

2016年12月26日

村落保健センターに勤務する看護職員を対象に、家族計画・カウンセリング研修を事業対象地域であるイルビッド県、マフラック県、バルカ県の3県で実施しました。各県の看護師スーパーバイザーに加え、保健省の家族計画スーパーバイザーが講師となり、看護師たちは家族計画の概論とそれぞれのメソッドの特徴、そしてサービス提供のためのコミュニケーション、カウンセリング技術を学びました。

県ごとに講師や参加者の特徴が異なり、和気あいあいと研修を進める県、淡々と研修を進める県とありましたが、いずれの県でも参加者たちは積極的に研修に参加し、一生懸命学んでいる様子が伺えました。普段研修の機会が乏しい村落保健センターの看護職員たちにとって、貴重な研修の機会。「素晴らしい機会に感謝する」「もっと他にも研修をしてほしい」など、前向きなフィードバックが得られ、今後の看護師たちの成長が楽しみです。

ヨルダン国北部では、現在のところ村落保健センターでの家族計画サービスの提供が行われておりませんが、研修後、コミュニティーに一番近い末端の保健センターでもサービスが受けられるようになります。

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双方向研修メソッドに積極的に参加する受講者(Irbid)

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IECマテリアルの使用法を説明するカウンターパート(Mafraq)

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ファミリープランニングカウンセリング技術の実技演習中。(Balqa)