第1回ワーキンググループを開催しました

2017年7月14日

先月末から当地は断食月(ラマダン)に入りました。勤務時間が短縮されているとは言え、労働省とアブドッラー2世国王開発財団の同僚達は飲まず食わずで仕事を頑張っています。日中はカフェやレストランも閉まり、街の雰囲気は普段と随分と変わります。

プロジェクトではラマダン前にパイロットサイトである雇用事務所及び大学のキャリアガイダンスオフィスの関係者に集まってもらい、第1回ワーキンググループ(WG)を開催しました。WGはキャリアカウンセリングサービス改善に必要なマテリアルの開発を目的に、来年3月までの間で6~7回開催を予定している重要なプロジェクト活動です。

今回は労働省関係者向けと大学関係者向けのWGを個別に開催し、日本におけるキャリアカウンセリング概要説明、参加者間での既存マテリアルに対する意見交換と改善の為のアイデア出しを行いました。初めてのWGという事でプロジェクトの方針を参加者に理解してもらいながら今後の方向性を探る機会という位置付けでしたが、参加者間での現状に対する問題意識の共有や立場を超えたネットワーク構築など収穫のある会合になりました。
現在はパイロットサイトを訪問しながら7月に予定している第2回WG開催の準備を進めています。

今後のWGの進捗についてもこちらのホームページで適宜報告させていただきますので、是非ご覧下さい。

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