労働省求人開拓担当者と、大学パートナーシップ担当者向け研修を実施しました

2018年3月28日

若年層の雇用機会を促進する為には民間セクターとの連携が不可欠です。労働省と大学でその業務を担当するスタッフ向けの研修を、3月21日~22日にヨルダン南部の中核都市であるアカバで実施しました。

初日はオリエンテーションの後、若者や女性の雇用に積極的な企業を訪問しました。製菓工場の生産ラインを見学しながら従業員へのヒアリングを行い、オリエンテーション時に準備した質問事項に沿って経営陣との意見交換を行いました。企業訪問での気付きは4月に実施する本邦研修において取り上げ、今後の業務改善に繋げていく予定です。
研修会場に戻ってからは若年層の雇用促進に向けたグループ・ディスカッションを行い、その後実施した労働分野に関する講義では他国のケースを交えながら就業支援を進めて行く上で注意すべき点を学び、今後の取り組み案を協議しました。特に、若年層・女性の雇用促進を図るための方策を日本や諸外国の事例等と比較しつつ議論しています。

同テーマをもとに実施する4月の本邦研修、そしてその後現地で実施するワークショップを経て、より効果的な企業へのアプローチ方法を検討・実施していく予定です。

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