キャリアカウンセラー指導員認定証授与式を開催しました

7/9に労働省においてプロジェクトが育成したキャリアカウンセラー指導員への認定証授与式を開催しました。
式の冒頭に労働省事務次官から日本の協力に対する感謝と学んだ知見をヨルダン社会に還元していく重要性を強調した挨拶があり、今回認定証を授与される指導員達に一層の活躍を求めました。挨拶の中でも言及されましたが、若年層の頻繁な離職はヨルダンにおいて大きな問題になっているところ、プロジェクトで育成されたキャリアカウンセラー達の支援によって多くの若者が長期的な視点でキャリア形成を考えるようになる事が期待されています。
続いてJICAヨルダン事務所長からは労働省に対して本プロジェクトへの積極的なコミットメントを歓迎する挨拶があり、事務次官より記念品の贈呈を受けました。その後指導員達は事務次官から直々に認定証を授与され、翌7/10から実施する第二回キャリアカウンセラー研修に向けて意欲を新たにしていました。

プロジェクトでは今回認定証が授与された9名を含めて約20名の労働省・大学関係者がキャリアカウンセラー研修の指導員を担えるように協力を進めて行きます。指導員達にはこれからのプロジェクト活動だけではなくプロジェクト終了後も若年層雇用を促進していく上でキャリアカウンセラーのフロンティアとして中心的な役割を果たしていく事が期待されています。

最後になりましたが、この度の「平成30年7月豪雨」でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い被災地の復旧をプロジェクトメンバー一同心よりお祈り申し上げます。