1年目のFFSが終了

2018年10月9日

2018年9月13~14日(エンブ)、10月4日(タイタ・タベタ)

2017年9月から実施されてきたFFS(Farmer Field School)が1年間の活動を終了し、参加した農民の卒業式が行われました。
エンブ・カウンティでは合計10校のFFSグループを2つに分け、9月13日と14日にそれぞれ卒業式を行いました。また、タイタ・タベタ・カウンティでは6校のFFSグループが一堂に会し、10月4日に卒業式が行われました。
いずれの卒業式においても、まずは式典会場から一番近いFFSの活動現場を来賓者らが訪れ、FFSを通じて実施された各種の試験の結果について参加農民からの説明を受けました。続いて式典会場に移動し、全グループが1年間の成果についてポイントを絞って報告した後、グループごとに趣向を凝らしたダンスとや歌、そしてFFSを題材にした寸劇などを披露してくれました。最後に来賓からの挨拶があり、いよいよ卒業証書の授与です。この日のために各自がお金を出して用意したおそろいのTシャツを着て、ひとりひとりが緊張した面持ちで来賓から修了証書を受け取り、カメラに向かってポーズを決めてめでたく卒業となりました。
プロジェクトでは、1年目の卒業式と並行して、2年目のFFSの準備を進めており、エンブ・カウンティで12校、タイタ・タベタ・カウンティで8校、合計20校のFFSを新たに開校する予定です。
また、1年目の卒業生を対象としたFFSの効果測定調査の実施も検討しており、できたこと・できなかったことやその原因を分析し、2年目のFFSの改善に活用したいと考えています。

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成果の発表を行うFFS卒業生(タイタ・タベタ)

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成果発表を聞く参加者(エンブ)

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高畑チーフ・アドバイザーによる卒業証書の授与(エンブ)

【画像】全員で記念撮影(エンブ)

【画像】全員で記念撮影(タイタ・タベタ)