地方研修のハプニング

2005年8月31日

この日曜日の新聞(8/28, Standard紙)に、とある中等学校のドミトリーが火事で焼けてしまった、という小さな記事が載っていたそうな。

ケニアの中等学校にはボーディングスクールと呼ばれる全寮制の学校が多い(かつて住んでいたザンビアでもそうでした)。生徒を全国各地から集められるし、24時間、学習環境に浸れるため、一般的に通いの学校(デイスクール)よりも成績優秀なことが多い。生徒達も、集団生活の中で自然と社会性を身に付け、この国のエリート候補生としての自覚・振る舞いを身に付けていく。親も全人格的な教育を期待して、少々学費は嵩んでも、優秀な子供と見込んだ場合、何としても全寮制の学校に入れたがります。その一方、校長の学校運営が拙い(学費は高いのに学校の設備がひどい、食事が不味い、先生が熱心でない、etc)と、普段はとても従順な生徒達が猛然と結束して、とんでもないことをしでかすことがある。

同僚のケニア人スタッフから、冒頭の新聞記事の話を聞かされて、一瞬、「生徒達が校長の学校運営に腹を立てた末の放火・暴動事件か??」などと勘ぐったが今は8月、学校に生徒は誰もいない。どうやら電気が漏れたか、ショートして火花が散ったのか、人為的な火災ではなかったらしい。

ところで、話はそれだけで終わらなかった。なんとその学校、SMASSE地方研修センターの会場だったのです。燃えてしまったドミトリーには研修参加中の先生達が泊まっていました。幸い、死傷者はなかったようですが、当然、研修は中止になりました。