南南協力の実施拠点

2005年9月9日

写真 被援助国であるケニアが、やはり被援助国である周辺アフリカ諸国のために技術協力活動を実施することを「南南協力」と言います。お母さんから料理を習った女の子が、今度は妹や近所の友達に料理の基本を教えてあげている(お兄ちゃんが弟に教える、でも良いのですが)、そんな状況を想像すると分かりやすいでしょうか。

日本政府(JICA)は、ケニアに対してこれまで相当量の技術協力を実施してきましたから、この国はもうすっかりお姉ちゃん(お兄ちゃん)としての力量が蓄えられていますし、近所の友達を集めてお料理講習会を実施するだけの施設もあります。

* こういう研修を「第三国研修」と呼びます。ケニア人が日本の研修施設へ行って研修に参加するのが本邦研修、ケニア人がケニアの研修施設へ行って研修受講するのが「現地国内研修(第二国研修)」、そして例えばマラウイの人がケニアで研修を受けるのが「第三国研修」です。

* 逆に、お兄ちゃんがご近所のお家に出掛けて、小さな子供達の遊び相手をしながら、自転車の乗り方講習会を開くようなパターンを「第三国専門家派遣」と呼びます。

* 以上、例えが悪かったからごめんなさい。南南協力という言葉は、南(発展途上国の例え、先進国は北)が南に協力することを意図します。

SMASSEでは、今まさにこうしたタイプの技術協力(第三国研修受け入れや第三国専門家派遣)に力を入れており、「アフリカの南南協力実施機関」として堂々と胸を張れる実績を積み重ねつつあります。

今日(9/8)は、東京からケニアとウガンダを訪問中の、特定テーマ評価調査団「南南協力」の御一行がSMASSEを訪れ、日本人スタッフ・ケニア人スタッフに詳細な聞き取り調査をする予定です。