中等理数科学習達成度調査(SPIAS)開始

2005年9月11日

写真 今日から3週間、ケニア全国の中等学校を対象として、生徒の学力、思考力と生徒の学習に対する意識、態度との関係、さらに校長や教師の意識、態度や教授法が生徒の学習に及ぼす影響について調査を実施します。先ほど4チーム14名が、プロジェクト車両にアンケート調査用紙一式を詰め込んで、各地へと出発しました。

この調査は昨年の9月から10月に第1回目を行い、今回が第2回目です。昨年と同じ学校を対象として、全国約3,500校の中から地域性等を考慮して150校を無作為抽出し、生徒6,000名(各学校1学級40名を想定)、先生600名(調査対象学級を担当している数学、物理、化学、生物担当の教師)、校長150名を調査対象として実施します。

対象学年はケニアの中等学校2年生(日本では高校1年生に相当)。生徒達の数学、物理、化学、生物の4科目の学力試験を行うと同時に、生徒・教師・校長達の学習態度や職務意識をアンケート調査します。

このような調査は、IEA(国際教育到達度評価学会)のTIMS-R(国際数学・理科教育調査)が有名ですが、これらは主に先進国や中進国を対象に行われており、ほとんどの途上国については調査の対象となっていないのが実状です。

昨年のデータと今年のデータを合わて分析することによって、私達の押し進めるASEI授業がどれほど教育現場に浸透し、それがどれほどの成果・効果を生み出しているのか、かなり詳細な分析が可能になると思います。

つまり簡単に言えば「SMASSEの研修は生徒達の学力向上に役立っているのか?」という根本的な問いに対し、明確な回答がまもなく得られるということです。果たしてどのような結果が出るか、私達もドキドキです。