西部・中部アフリカ諸国への訪問 - ニジェール編

2005年9月16日

ニジェールも、すでに第三国研修に8名が参加しており、SMASSE-WECSA会議を通し啓発が進んでいる。協議前のJICA事務所からの説明、ニジェール教育省の対応、第三国研修参加者の活動状況、いずれも好ましい反応を得た。

協議は、当方からSMASSE-WECSA活動の紹介をし、特にプロジェクトの主体性と持続性に重点を置いた。続いて協議に入り、理数科教育案件に絞った協議をした。その結果、実施可能な行動計画として、下記4点を本協議の議事録に記載した。

* プロドクの作成等事前のSMASSE-WECSAからの支援
* 教育省トップの啓発のための高級技術交換の実施
* ケニアでの研修のカリキュラム協同開発のためのケニア人第三国専門家派遣
* ケニアでのコアトレーナーの研修

ニジェールでは、今後JOCV隊員が増える計画であるということであるので、隊員との緩やかな連携も活動に含むことになる。

協議の後、市内の中学校3校と教員養成大学を視察したが、ケニアと同様に学校には何らかの資機材が準備されているにもかかわらず、それらが教員により活用されていなかった。したがって、技プロにおいては、資機材の供与は慎重に対応することが求められ、ケニア同様、アフリカ人の能力向上に重点を置くことが求められる。

特に、電気・水道等のインフラが脆弱であることから資機材供与は慎重を要する。また、ケニアに比較し、経済的にも非常に困難な国であるし、ニジェールに適用可能な持続性の道を開拓する必要がある。関係者のやる気は十分にあると感じられるので、士気の高いうちに、プロドク作成に繋がるステークホールダーワークショップを開催することが望ましいだろう。