SMASSEの成功の秘密を探れ!

2006年3月31日

(株)コーエイ総合研究所 太田 美穂 主任研究員
現在、JICA国際協力総合研究所調査研究グループによる「ケニア中等理数科教育強化計画プロジェクトにおける事例分析」が、人間開発部第一グループと協力して実施されています。この調査研究に、事例分析調査担当として弊社から参加させていただき、2月19日から3月18日まで現地調査実施のためSMASSEの皆様に大変お世話になりました。

現地調査では、JICA主管部の方々から「SMASSEの秘密を探れ!」とご指示いただき、関係者の皆様を対象としたヒアリングと地方における実施状況の調査を行いました。出発前、JICAご担当から「日本人専門家の皆さん控え目で、しつこく密着しないと秘密は探れないよ」とアドバイスいただき、いやはやどうしたものかと若干不安を抱きつつケニアへ向かいました。

ケニアに降り立った瞬間、大群でお出迎えと聞いていたシマウマにも出会えず、不安は募るばかりでしたが、長沼専門家と服部専門家には到着が日曜にもかかわらずホテルまでお越しいただき、また翌月曜から「時間を無駄にしないように」と杉山チーフアドバイザー自ら4時間にわたりインタビューを受けてくださるなど、専門家の皆様のおかげで順調に調査を開始することができました。
翌日以降も、武村アカデミックアドバイザーや徳田専門家など、皆様大変お忙しい中、昼食の時間までも大変貴重なお話をお聞かせいただきました。ケニア人中央研修講師の皆さんにも、「俺の話も聞いてくれ」と積極的にアプローチされるほど歓迎してくださいました。

また地方調査には中央研修講師のメリーさんに同行いただき、「日本人は黒子」のSMASSE精神にのっとり、調査の中心として活躍していただきました。このほかケニア事務所の齋藤所員、キベ在外専門調整員のご助力のおかげで教育次官はじめ多くのキーパーソンに会えるなど、大変充実した調査がで きました。この場を借りて、SMASSEの皆様、JICA関係者の皆様に厚く御礼申し上げ ます。

さて「SMASSEの秘密」についてですが、近日刊行予定の報告書をお待ちください。
キーワードは、時系列的に、「やりたければそのくらいやりなはれ」、「おたおたしてたら閉まるで」、「あんたら地道にやりなはれ」でしょうか。お楽しみに!