CEMASTEA運営委員会の発足式

2007年7月10日

杉山 隆彦 (チーフアドバイザー)

昨年6月に教育省傘下の組織として法制化されたCEMASTEAでしたが、長らくその運営委員会(BOG: Board of Governors)の人事が固まらず、実質的な組織固めが開始出来ずに約1年が経過していましたが、この度、ようやく6月初旬にCEMASTEAのBOG委員長が内定し、その他の委員の陣容も下記の通り整いました。

委員長 
Prof. Samuel Katia (教育大臣任命)

委員
ケニア教育省事務次官、ケニア教育研究所長、教員雇用委員会長、ケニア教育職員研究所長、ケニアッタ大学教育学部長 CEMASTEA所長(Secretary)

委員(教育大臣任命枠 - 3名)
Mr. Patrick Kibui (前KSTC校長) 、KCCT(ケニア通信技術カレッジ)校長、National Council for Science & Technology 委員長

委員(委員会任命枠 - 3名) 今後、運営委員会にて任命

トップとして任命されたProf. Samuel Katia(Daystar大学の副学長)は、SMASSEフェーズ1立ち上げ時の合同調整委員会の代表者(Kenyatta大学)の一人であり、SMASSEの中央研修の開会式などで再三、スピーチや基調講演をお願いしてきた人物です。学者としての専攻は物理であり、SMASSEに関して良くご承知の人物であることからも、適材の任命という見方をしています。

7月10日、ケニア教育省次官Prof. Karega Mutahiが、CEMASTEA新体制の船出を飾るCEMASTEA運営委員会発足式を開催し、JICAケニア事務所長らのご臨席を得て、祝辞を賜りました。その中で、Katia委員長は「決意表明」のスピーチをし、アフリカ大陸の理数科教育促進のために頑張ろうと、委員やCEMASTEAスタッフに呼びかけ、成果主義のもとに関係者全員が一致団結して汗を流すと宣言しまし た。

ケニア政府の教育開発政策(KESSP)の中にも、SMASEEの行う教員研修は初等及び中等教育レベル両方の教員養成計画に取り込まれており、事務次官の言によれ ば、SMASSEはもはやプロジェクトではなく教育開発計画の中の大きなプログラムであり、CEMASTEAはそのけん引役を担う機関として飛躍することを望むという言葉を頂いております。

しかし、新しい教育機関が一人前に自立発展するには、前途多難であることは言うまでもなく、今後とも皆様方のご支援を仰いでいくことになりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。