SMASSEの活動紹介 ・ マラウイSMASSE技術支援

2008年2月14日

内山葉月 理科教育
2007年11月末から2008年1月中旬にかけて、ドマシ教員養成大学にあるマラウイSMASSEの事務局において技術支援を行いました。マラウイSMASSEは2007年8月の第3回研修を成功させ、2007年9月末で3年間のJICAとのプロジェクト期間を終えましたが、教育省はパイロット地区であったSEED(South East Education Division南東教育行政地区)の経験を、他の5つの地区に広げ、全国展開をしたいと考えていました。そのため、10月にケニアで実施された第3国研修には、各地区の指導法アドバイザー(日本の指導主事にあたる)が、ASEI-PDSIアプローチや研修運営の方法を学ぶため参加しました。
一方、ドマシにあるSMASSEマラウイ事務局は、今後もSEEDでの研修運営を継続していくための、実務面で中核的な役割を担っており、この時期、2008年の第4回研修の準備、新しく採用されたコアトレーナーの研修を計画していました。また、第3回研修の評価でコアトレーナーのファシリテーション能力向上の必要性も指摘されていました。コアトレーナーへの指導助言は教科アドミニストレーターの役割ですが、2007年4月に配置となってから経験が浅く、彼ら自身の資質向上も必要とされていました。そこで今回の支援活動では、研修やワークショップの準備、実施、評価等の日常業務を一緒に行い、4名の教科アドミニストレーターの、研修カリキュラムと教材作成能力、ファリシテーション技能、モニタリング評価技能の向上に関する技術支援を行いました。

活動を通じて特に力を入れたことは、ASEI-PDSIアプローチの2つのSの理解です。ASEIのStudentでは個々の生徒が主体的に学習し目標を達成していくこと、PDSIのSeeでは生徒の学びの様子をよく観察し、子供のニーズを把握することです。この技術支援の結果、彼らのASEI-PDSIアプローチをより深く理解し、研修計画を立てたり、資料や報告書を作成したりする能力が以前にも増して強化されたと思います。今回の技術支援を生かして、今後の研修やワークショップの運営の質の向上に努めて欲しいと思います。