SMASSEの活動紹介 ・ SMASE-WECSA運営委員会の開催

2008年2月14日

チーフアドバイザー 杉山隆彦
SMASSEフェーズ2は最終年に入り、アフリカ域内活動の今後の戦略を策定する時期にある。特に、今年5-6月に予定している第8回SMASE-WECSA会議の開催をどうするか決める必要に迫られており、事務局三役が一堂に会し、今後の中長期戦略を策定する目的で運営委員会を実施した。

以下の議題に沿って会議は進められた。
1)第8回SMASE-WECSA会議の開催地、時期、内容に関する協議
2)SMASSEプロジェクト・フェーズ2以降の活動計画の策定
3)第3国研修の今後
4)域内活動(第3国専門家、技術交換、その他)
5)国際機関(ADEA、NEPADおよびAU等)との連携活動
6)JICAを中心とするドナーとの連携
7)会費の使途
8)言語圏ごとの支部活動の可能性検討
9)提言のまとめ

その結果、合意に至ったポイントは以下の通りであった。
1) SMASSEフェーズ2の終了に際し、本広域活動の持続性に対する展望を議論し、関係者にJICAのみならず広範な支援が長期的に必要になるということの認識を確認することができ、次回の総会での議論のテーマを共有した。
2) 第3国研修に関しては、研修目標が、ASEI/PDSIアプローチの普及ということから、同時通訳を使っての研修には内容的に限界があり、長期的には言語圏別研修拠点の分散が不可欠であり、その可能性を策定することとし、研修効率の改善の必要性を共有できたこと。
3) CEMASTEAスタッフに依頼して実施した、カリキュラムの教育目標と国家試験の問題の重点分野を比較した結果を紹介し、今後、各国の理数科教育の目標とINSETとの整合性を評価するという研究を広域活動の一環として取り入れ、年次総会の場を単なる情報の交換の場から一歩進めてよりINSETの質的向上の場となるようより技術的情報交換の場とする方向性を確認・共有できたこと。
4) AU等国際機関との連携を、積極的に進めることを合意したこと。
5) 本活動に対し、JICAからの更なる支援継続が不可欠で、SMASSEの次フェーズにおいても、本活動の支援を望む。

なお、最終的な結論には至らなかったが、会議時点から現在に至るまで第8回SMASE-WECSA会議のホストを名乗り出る国が無く、会議開催にかかる準備作業・コストを最小化するため、次回会議はナイロビで実施したい旨、事務局より要望し、了承された。