最近の出来事 2008年2月〜2008年5月

2008年6月10日

2月
●ナイジェリアSMASE中央研修3準備支援 (2008.2.17-3.15, 2名)
第3サイクルを迎えるナイジェリアSMASEの中央研修を支援するため、ケニア人2名を第三国専門家として派遣しました。女性スタッフ2名のコンビが、ナイジェリアでどこまで通用するか、少々気掛かりな面もあったのですが、むしろナイジェリア人CPへの働きかけという意味では強力に作用したとの報告もあり、興味深いです。

3月
●スワジランドTOT準備支援 (2008.3.1-3.8, 1名)
昨年12月のレソト支援に続いて、スワジランドでも同様の教員研修準備のための支援を行いました。

●スーダン初等理数科案件調査 (2008.3.12-3.17, 4名)
SMASSEでは、これまで対スーダン協力事業として、南北スーダン教員向けの研修コース(ASEI&PDSIに基づく理数科授業の紹介、2週間)を設置し、過去3回で67名(第1回-南10名北9名、第2回-南4名北14名、第3回-南12名北18名)を受け入れてきました。そうした実績が呼び水になり、スーダン政府は日本政府に対して初等理数科教育分野での協力を要請しており、JICAはその要請背景などを確認する調査を実施しました。結果、この8月にナイロビで関係者セミナーを実施し、11月に教員研修を実施するシナリオが浮かび上がっています。

●アンゴラ教育省訪問とMOU締結 (2008.3.24-3.28, 2名)
先のアンゴラ訪問をフォローして、先方教育省との連携協議、ASEI授業のデモンストレーションを実施しました。

●ウガンダSESEMAT授業コンペの視察 (2008.3.27-3.29, 6名)
日帰り勝負、交通費も宿泊も自弁、開会式も閉会式もない、極めてシンプルなイベントでしたが、4教科8コマみっちりと授業審査を終えたウガンダ人CPの達成感溢れる表情が印象的でした。良い授業のサンプルを、より多くの教育関係者で共有するための仕掛けとして、ケニアでも工夫して取り入れていきたいと思います。

●ADEA WG事業 評価ツール開発WS (2008.3.31-4.6, 1名)

●PTTC講師向け研修第2サイクル (2008.3.31-5.9, 3グループ, 258名)
第2サイクルのINSETがCEMASTEAで実施されました。今年のテーマは「理数科学習における効果的な学習活動」でした。話し合い、ピアティーチングや実習を通じて、ASEI-PDSIアプローチの実践方法について、初等教員養成大学と小学校の授業を想定した研修が行われました。また、研修講師としての技能を高めるために研修資料の作成法やファシリテーション技術、モニタリング評価手法などの研修も行われました。

4月
●CD国際共同研究に係る第2回国際ワークショップ参加 (2008.4.8-4.13)
発展途上国の能力開発(Capacity Development)をキーワードとした国際共同研究ワークショップに、ケニア教育省のシエレ高等教育局長が参加。SMASSE担当者としての経験をベースに、JICAプロジェクト事業が途上国行政組織のCDに果たした役割を発表しました。

●SMASSEフェーズ2の6ヶ月間延長に合意 (2008.4.11)

●ナイジェリアSMASE中央研修 準備/運営支援 (2008.4.13-5.10, 1名)
中央研修(第3サイクル)実施とM&E活動を、内容・運営の両面から技術支援しました。清水専門家からの連絡によれば、ナイジェリアCPとの共同作業を通じ、研修実施予算の透明性等に係る課題を明確化するなど、相手方への啓発的影響力も大きく、第三国専門家としての総合力でこれまでで最高のパフォーマンスだったと評価をいただきました。

●ブルキナファソSMASE研修モジュール開発支援 (2008.4.19-5.4, 2名)
ブルキナ側が実施したベースライン調査結果を元に、派遣されたケニア人スタッフ2名が中央研修モジュールの作成への助言、支援を行いました。犀川専門家からの連絡によれば、双方、かなり熱い議論を闘わせた末に、互いの理解を深めながら中央研修モジュールの作成を終えたとの由。第三国専門家派遣という制度が、双方の能力開発に貢献することを再認識しました。

●地方教育事務所長マネジメント研修の実施 (2008.4.21-4.23, 127名)
地方の教育現場の現状把握、今後の教員研修体制の再構築等を目的として、地方教育事務所長(DEO)を集めたワークショップを開催しました。149ディストリクトのうち127名のDEO(その他、副DEO、地方視学官など計142名)がこのワークショップに参加、本ワークショップの成果品であるINSET運営管理マニュアルは現在校正中です。

●セネガルPREMST研修モジュール開発支援 (2008.4.27-5.4, 1名)

5月
●ルワンダSMASSEベースライン調査支援 (2008.5.4-5.24, 6名)
ケニア人スタッフ4名とルワンダのコアトレーナー8名が共同でベースライン調査を実施し、ルワンダの学校で行われている授業の現状を把握しました。その分析結果を踏まえて、11月に予定される中央研修のカリキュラム・教材準備を開始します。

●ADEA総会@マプトへの参加 (2008.5.5.-5.9, 3名)
モザンビークの首都マプトで開催される、2年に一度のADEA総会のテーマは"Going Beyond Primary Education"小学校へ通える子供達の数は劇的に増えましたが、その後どうするのか?500名を超えるアフリカ教育ポリシーメーカーが知恵を持ち寄り、理数科ワーキンググループからも、過去の実践活動を発表しました。

●マラウイSMASSEフェーズ2事前評価調査参団 (2008.5.11-5.17, 1名)
マラウイでは2007年9月にSMASSEプロジェクトのパイロットフェーズが終了しましたが、先方より同プロジェクトを全国へ拡大する第2フェーズ実施支援の要請がなされ、実施に向けた準備が進められていました。今回の事前調査を受け、今年8月から4年間、全国2500名の理数科教員を対象とした研修事業を実施していくと合意した模様です。

●モップアップ中央研修第1サイクル (2008.5.12-5.23, 5.26-6.5, 6.9-6.20)
2004年に実施した中央研修第1サイクルを、何らかの理由で受講していない地方研修講師を集めた「落ち穂拾い」の研修コースを実施しています。

●マレーシアRECSAMのケニア・マラウイ視察 (2008.5.25-5.29)
アフリカ向け第三国研修を準備中のRECSAM研修担当スタッフが、ケニア及びマラウイの教育現場の様子を視察、RECSAMでの研修経験者にインタビューし、より適切な研修カリキュラムの策定に取り組んでらっしゃいます。アフリカの食事はスパイシーでないこと、実感されたと思います。

●第8回SMASE-WECSA会議@ナイロビ開催 (2008.5.26-5.30, 138名)
今回のWECSA会議には、27の国・地域から138名の出席がありました。

●第4回ADEA理数科ワーキンググループ運営委員会@ナイロビ開催 (2008.5.26)
この半年ほど、理数科ワーキンググループの「卒業」が取り沙汰されています。当方としては、このフォーラムを通じて、アフリカ各国での教員研修事業を拡大展開していくことが目的でしたので、十分にその成果はあったし(故に卒業しても問題なし)、卒業しても実践活動は継続していくとお約束できるのですが、出席メンバー間の合意形成には至りませんでした。

●SMASSE日本人関係者会議@ナイロビ開催 (2008.5.30-5.31)
アフリカ各国から、理数科技プロの専門家、教育担当のJICA事務所員、企画調査員、ボランティア調整員など25名が集まりました。WECSA会議終了後、金曜日の午後から1.5日間、皆さん週末を返上しての会議ですから、日本人ならではのアレンジです。参加者それぞれの事業進捗報告を共有しながら、教員研修の制度作りやそのインパクト分析、質の良い授業の在り方について議論しました。