寄稿 :切磋琢磨

2008年9月30日

スワジランド教員研修に参加して
JICA南ア事務所 企画調査員 倉岡 由紀

スワジランドの教員研修が9月8日から12日の5日間実施され、ケニア人スタッフがサポーター役として参加し、ASEI/PDSIやチームビルディング等の講義を行いました。本研修は、今年3月に実施されたTOT準備ワークショップに引き続き行われた研修ですが、スワジランド教育省初等理数科担当官、中央・地方教員養成校関係者、研修指導員等、約45名が参加しました。

また、本研修には、レソト、ボツワナ、ナミビア教育省の初等・中等理数科の担当官が本研修にオブザーバーとして参加し、南部アフリカ周辺国の各国の取組みやその関係者との活発な意見交換を行うことが出来て、スワジランドにとってはいつもとは一味違った国内研修となりました。

本研修は、昨年10月にレソトと連携してケニアで教員研修カリキュラム作成を行った後のフォロー案件ですが、レソトとスワジランドは合同でTOT研修を行っており、ケニアの研修を通じたネットワークは知見の共有だけでなく、お互いの活動を切磋琢磨するサポーターでもあるようです。

レソトは既に同様のTOT研修を7月に実施し、現在地方において啓蒙活動をしており、教師が生徒中心の教授法を導入したことにより、レソト教育訓練省と教員指導員校の方々から、教師が自信をもって地方で指導を行っている様子やこれまでの取り組みにおけるノウハウの共有があり、これにはスワジランドだけでなく、ボツワナやナミビアの教育省にとっても良い刺激になったようです。

今後の予定として、スワジランドは、地方における啓蒙活動を行う予定ですが、今回の研修を通じてスワジランド教育省と教員訓練校の関係者の連携体制も強化されてきたことから、効率的な研修運営・管理に向けて計画立案やモニタリング・評価にも力を入れていきたいと思っております。