プロジェクト概要

プロジェクト名

(和)コソボ国営放送局能力向上プロジェクト
(英)Project for Capacity Development of Radio Television of Kosovo

対象国名

コソボ

署名日(実施合意)

2015年3月16日

協力期間

2015年10月2日から2019年3月31日

相手国機関名

(和)コソボ ラジオ・テレビ局
(英)Radio Television of Kosovo(RTK)

背景

本案件は、RTK職員のテレビ放送機材に係る運用及び維持管理能力が強化されるとともに、テレビ番組制作能力及び報道能力が強化されることにより、公共放送局であるRTKのテレビ放送番組の質が向上することを図り、もってRTKがコソボにおけるすべての民族に対し、正確・中立・公正な情報を提供するマスメディアのモデルとなることに寄与するものである。

つまり、本案件は、コソボで最大の人口カバレージを有し、少数民族のためのチャンネルを有するコソボ唯一の公共放送局であるRTKが、偏った情報は民族融和を阻害するものであるという理解のもと、正確・中立・公正な情報を提供するための番組を制作すると共に、安定した放送を保証する機材運用システムを確立するための取組みをサポートするものである。

また、正確・中立・公正な情報を提供し、公共放送局が国民から信頼を得るためには、編集権の独立を保持することが鍵となる。そのため、プロジェクトでは、番組の中立性・公正性の確保や、放送局の独立性を保持するために、外部の有識者等から成る番組審議委員会を設置すると共に、安定した広告収入に裏付けられた財政的独立性の確保のため、コソボにおけるすべての民族を惹きつける良質な番組作りを目指す。

目標

プロジェクト目標

すべての民族に正確・中立・公正な情報を提供するための独立公共放送として、RTKのテレビ放送番組の質が向上する。

成果

成果1:RTK職員のテレビ放送機材に係る運用及び維持管理能力が強化される。
成果2:RTK職員のテレビ番組制作能力及び報道能力が強化される。

活動

【成果1】

活動1-1:WG1が日本人専門家と協力し、RTKのテレビ放送機材に係る運用及び維持管理システムの現状分析を行い、課題を特定する。
活動1-2:1を踏まえ、WG1が、日本人専門家と協力し、RTKのテレビ放送機材に係る運用及び維持管理システムを改善するためのアクション・プランを作成する。
活動1-3:2で策定されたアクション・プランに基づき、WG1が、日本人専門家と協力し、技術職員のためのOJTを行う。

【成果2】

活動2-1:WG2が、日本人専門家と協力し、RTKにおける番組制作の現状分析を行い、課題を特定する。
活動2-2:2-1を踏まえ、WG2が、日本人専門家と協力し、「正確・中立・公正な番組制作のためのガイドライン」を作成する。
活動2-3:2-2で作成するガイドラインを活用し、WG2が、日本人専門家によるOJTを通じ、国民への正確・中立・公正な情報の提供を目的とする時事番組を制作する。
活動2-4:WG2が、日本人専門家と協力し、番組審議会を設置する。
活動2-5:番組審議会が、2-3で制作した番組を審議する。