中核農家向け指導者養成研修(TOT)「搾乳管理」

2020年8月29日

2020年8月29日、中核農家向け指導者養成研修(以下「TOT」)の一環として、衛生的な搾乳方法や搾乳後の生乳の管理に関する研修が行われました。以下は、TOTのマスタートレーナーであるアザマット氏による講義内容の一部抜粋となります。

・「搾乳」は酪農家の日課であり、最も重要な作業のひとつです。遺伝的に改良された乳牛は、1年間で7,000~9,000リットルを生産できます。これは、1頭の子牛が必要とする乳量の20~30倍となります(離乳までの間に子牛が必要とする乳量は約300リットル程度)。その結果、我々酪農家は収益を得る事ができ、人々は牛乳を飲む事ができます。

・酪農経営において、多くの乳牛から良質な生乳を一定時間でたくさん搾乳するためには、搾乳機器の使用が推奨されます。ただし、搾乳機器の導入にあたっては、適切な作業手順や同機器の維持管理について、ある程度の知識・技術をあらかじめ習得しなければなりません。

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講義を行うマスタートレーナーのアザマット氏

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研修参加者の様子