プロジェクト概要

プロジェクト名

【写真】

プロジェクトロゴ

(和)サバナケット県及びサラワン県における一村一品プロジェクト
(英)The One District One Product Pilot Project in Savannakhet and Saravanh Provinces

対象国名

ラオス

プロジェクトサイト

サバナケット県、サラワン県

署名日(実施合意)

2008年11月10日

協力期間

2008年12月3日から2012年2月15日

相手国機関名

(和)商工省
(英)Ministry of Industry and Commerce

背景

ラオスでは、農村部において潜在性の高い固有の産品を有する村があるものの、産品の品質の問題、マーケットの問題等により農民の生計向上になかなか結びつかない現状がある。市場経済化に対応する経済政策を担う人材及び組織の能力向上を目的に2003年から2005年まで経済政策支援プロジェクト(MAPS)がJICAにより実施されたが、ラオス側から強い要望がなされた結果、同プロジェクトで一村一品運動を取り上げることとなり、農村における地場産業活性化と農村生計向上のための施策のひとつになり得るものとして検討された。ラオス国政府はMAPSの調査結果も踏まえ、郡単位での一村一品運動の振興を模索してきたが、ラオスの社会経済状況に適応した振興方法を実証するため、一村一品運動に関する経験とノウハウを有するわが国に対し、技術協力プロジェクトの実施を要請した。

目標

上位目標:

サバナケット県とサラワン県においてODOPが普及される。

プロジェクト目標:

サバナケット県及びサラワン県のプロジェクト対象地域においてODOPを普及するための活動が実証される。

成果

  1. パイロット・プロジェクトを実施するための体制が整備される。
  2. ODOPを担当する職員の能力が向上される。
  3. 生産された産品が開拓された市場で販売される。
  4. サバナケット県及びサラワン県にODOPを普及するための体制が整備される。

活動

1-1
DPTP及びERIT等によるODOP産品の選定基準と審査方法の検討。
1-2
DPTP及びERIT等によるODOPマニュアルの作成。
1-3
県ODOP委員会の組織運営の詳細検討
2-1
DPTP及びERIT等の中央レベルのODOP担当者に対する研修の実施。
2-2
DPTP及びERIT等による県・郡レベルの担当職員に対する研修プログラム及び研修教材の開発。
2-3
DPTP及びERIT等による県・郡レベルの担当者に対する研修の実施。
3-1
パイロット・プロジェクト対象地域及び対象産品の選定(認定事業)。
3-2
ベースライン調査の実施。
3-3
サバナケット県及びサラワン県DICによるパイロット生産者に対するODOP理解促進のための研修の実施。
3-4
サバナケット県及びサラワン県DICによるパイロット生産者に対する組織化、市場開拓、品質管理、資金調達、展示・販売等のODOP実践支援
3-5
周辺国を含む市場開拓の実施支援
3-6
チャイラオ(JETRO支援事業)との連携の検討(織物がODOP産品と選定された場合)
4-1
サバナケット県及びサラワン県DICによるODOP普及計画の検討。
4-2
同計画に基づくODOP普及体制の整備。
4-3
ODOP産品の選定基準及び審査方法並びにODOPマニュアルの見直し。
4-4
ODOP普及担当職員に対する研修の実施。
4-5
パイロット・プロジェクトへのスタディ・ツアーの実施。
4-6
ODOPを他県にも展開するための方策の検討。

投入

日本側投入:

  • 専門家派遣
    チーフアドバイザー、一村一品計画、ビジネス・マネジメント、セールス・マーケティング、品質管理、食品加工、織物技術等
  • 研修員受け入れ:年間4名程度
  • 機材供与:事務機器、車両等

相手国側投入:

  • カウンターパート配置
    プロジェクト・ディレクター(ERIT)、プロジェクト・マネージャー(DPTP)、県プロジェクト・マネージャー(サバナケット県DIC、サラワン県DIC)
  • 執務スペース
  • 一般運営経費