第2回JCC開催

2017年5月12日

第2回JCC(Joint Coordination Committee)が農林省森林局のスサート局長を議長、JICAラオス事務所の牧本小枝次長を共同議長として、5月12日に開催されました。会議ではこれまでのプロジェクト活動成果と今後の活動計画が説明され、それに対する質疑や議論が交わされました。

今回の会議では、ラオス政府による森林関部局の農林省への統合を受けて、プロジェクト実施機関を森林局に一本化することが合意されました。これを受けて今後、JCCメンバーやプロジェクト実施体制の改正が為されます。また、農林省からの要請を受けて森林法改正とFCPF炭素基金向け「排出削減プログラム計画書(ERPD)」作成への支援が新たに追加されたほか、ルアンプラバン県における政策パイロット事業の内容も了解されました。

ラオスはUNFCCCやFCPF炭素基金からの成果支払い獲得に向けてREDD+実施の準備段階にあり、今後1年のうちにF-REDDが支援の一翼を担うFREL/FRLやERPDの提出、ルアンプラバン県REDD+計画策定などが控えています。与えられた時間の中で、技術移転を進めながらこれらの目的を遂行するためにも関係者一同一層力を入れて取り組んでいく必要があることが再認識されました。

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議長のスサート局長(右)と共同議長の牧本次長(左)