REL/MRV技術作業部会 第4回会合

2017年5月24日

森林調査計画課のリントン課長がリーダーを務めるREL/MRV技術作業部会の第4回会合が5月24日午後に開催され、森林局やその他開発パートナーを含めた総勢30名が参加しました。

今回の会合では、F-REDDが支援している複数年次の森林区分図や森林タイプごとの炭素量データを元に、ラオス国の森林からの温室効果ガス排出・吸収量を予測するRELの算定方法と暫定値が発表され、参加者の間でその妥当性について議論が交わされました。今回の会合は技術的に複雑な内容であり、暫定値を用いた結果でもあったことから、技術作業部会メンバーと専門家間で、さらなる時間を設けて検討することとなりました。

ラオスが今後、UNFCCCやFCPF炭素基金の要求水準を満たすRELレポートをまとめ上げるには、関係各所の十分なキャパシティ向上と連携が欠かせません。F-REDDは引き続き技術面・体制面を支援していきます。

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暫定REL及びその基礎データについて技術的な議論が交わされた。