エコツーリズムポテンシャル調査を実施しました

2019年6月26日

ラオス・ルアンプラバン県は美しい町並みと自然が残るラオス国内有数の観光地であり、1995年には世界遺産にも指定されています。またプロジェクト対象エリアのある県保護地域では、美しいクワンシーの滝などもあり、毎年多くの観光客が訪れます。このような観光資源と機会を有効に活用し、観光業を推進しながら森林保全や地域住民への収入向上を図る持続的な開発の手段として、エコツーリズムが注目されています。F-REDDでは、対象エリアとなっている県の保護林が、どのような観光ポテンシャルを持っているのかを2019年2月から調査を実施してきました。各村では、地域の歴史や伝統文化にまつわる話が残っていることが明らかになり、観光ポテンシャルとしては、トレッキングルートの整備や村落でのホームステイ推進のための施設整備が提案されました。これらの調査結果を観光セクターの行政官に共有しつつ、引き続き、民間投資を誘致するための側面支援をする予定です。

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保護地域を流れるNan川には観光資源となりうる滝や野生動物が見られる

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保護地域を流れるNan川には観光資源となりうる滝や野生動物が見られる