マレーシア政府は 2001 年に民間企業に対し申告課税制度を導入し、2004年からは個人に対しても同制度を導入しました。この制度改革に伴い、納税者サービス、税務調査、査察、徴収等の新たな手続きを適切に執行する必要性が生じ、同制度改革への対応を人材育成の観点から支援することを目的として、マレーシア内国歳入庁税務大学校に対し、2003 年から2007年にかけて税務人材能力向上プロジェクト(フェーズ1)を 実施しました。フェーズ1では、中小企業を対象とした税務調査に係る技術が移転され、IRBM職員の能力を十分に高めることができました。
また、フェーズ1では技術移転の対象としていなかった…