終了時評価調査の実施

2015年8月24日

2015年7月13日(月)から7月24日(木)までの期間、プロジェクトの終了時評価調査が実施されました。
今回の調査は、2015年10月のプロジェクト終了を控え、プロジェクト活動の実績や成果を評価、確認するとともに、今後のプロジェクト活動に対する提言及び類似事業の実施にあたっての教訓を導くことを目的として、メキシコ側プロジェクト関係者と共同で実施されたものです。
また、2015年3月開催の第4回JCCにおいて検討されたPDMの改訂についても、今回の調査でメキシコ側関係者と正式に合意されました。
調査の結果、プロジェクト期間中にプロジェクト目標の達成は概ね可能であると判断され、プロジェクトは予定どおりの期間で終了することが結論づけられました。また、今後の活動に向けた提言の中でも、メキシコ自動車部品サプライヤー支援のためのマスタープランの完成、及びカイゼングループの活動強化については、プロジェクト終了時までに重点的に取り組んでいくべきとの指摘がありました。
調査結果は、調査団、メキシコ国際協力庁(AMEXCID)、PROMEXICO、3州政府関係者によりミニッツに取りまとめられました。

プロジェクトではこの結果を踏まえ、10月末まで以下について活動を実施する予定です。

  1. マスタープランの完成
  2. カイゼングループの活動強化
  3. 政権交代する2州(ケレタロ州、ヌエボレオン州)の新政権へのプロジェクトの引き継ぎ
  4. 企業診断のためのガイドラインの策定(グアナファト州)
  5. サプライヤーデータベースの改善
  6. 日系自動車部品サプライヤー(Tier-1)とメキシコ自動車部品サプライヤー(Tier-2)間の情報共有の促進

【画像】

ミニッツ協議(AMEXCID Martha局長の発言)

【画像】

ミニッツ協議(カウンターパートである州政府職員)