モンゴル国(以下「モ」国)は、1990年以降急速に国内市場の自由化・民営化を進め、1997年にはWTOへ加盟した。それに伴い、貿易及び投資に直接・間接に関わる多くの法律の制定や改訂を行っている。そうした取組みの中には投資家保護、雇用の創出、産業の多角化といったものが含まれている。
2021年までの中長期戦略である"Millennium Development Goals Based Comprehensive National Development Strategy of Mongolia"(2008)(以下"包括的国家開発戦略")の中で、輸出志向の産業育成、民間主導の経済成長…