梅村専門家の北海道社会貢献賞(国際協力功労者)受賞

2018年3月3日

3月2日、本プロジェクトの梅村チーフアドバイザーが、モンゴルの獣医学教育に多大な貢献をされていることに対し北海道より「平成29年度北海道社会貢献賞(国際協力功労者)」を授与されました。

表彰式では辻泰弘副知事から表彰状が手渡され、梅村チーフアドバイザーは「親日的なモンゴルへの国際貢献を北海道大学のサポートを基盤に継続してゆきたい。モンゴルは気候が似ている北海道との様々な分野での交流に特に期待しており、モンゴルへの技術支援を北海道庁とJICAが一体となって継続・強化して頂きたい。」と述べられました。

北海道大学名誉教授でもある梅村チーフアドバイザーは、2014年の同プロジェクト立ち上げから携わり、教育研究用機材が極めて貧弱なため獣医学のすべてを座学で教えていたモンゴル生命科学大学の獣医学部の教育を機材供与、本邦への研修派遣および日本人専門家招聘などによって一新されました。現在本プロジェクトの実施期間は残すところあと1年となり、カウンターパート機関の自立と自助努力の継続を促す活動に力を入れています。

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表彰状を受け取る梅村専門家(左)と辻北海道副知事(中央)

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授与された表彰状