SATREPS Scientific Seminar in 苫小牧の開催

2017年12月7日

9月8日(金)〜9日(土)、北海道・苫小牧市でSATREPS Scientific Seminar(SSM)が開催されました。このセミナーで、日本の帯広畜産大学とモンゴルの獣医学研究所の研究者が一同に集まり、それぞれの研究成果を発表しました。セミナーの目的は、お互いの研究成果を共有し、プロジェクト最終年に向けてより高い成果を上げるために研究の方向性を再度確認することにありましたが、若手研究者に英語での発表の機会を与えて彼らの能力向上を図るという別の目的もありました。

モンゴルからは、プロジェクトディレクターのBattsetseg先生、プロジェクトマネージャーのBattur先生を始め10名の若手研究者が参加しました。日本は初めてで、かつ英語でのプレゼンテーションも初めてというモンゴル研究者も含まれていました。

プロジェクトリーダーである横山教授の音頭で始まった2日間に渡るこのセミナーでは、合計15名の日モの研究者たちが、トリパノソーマ病、ピロプラズマ病、マダニ等のそれぞれの分野の研究成果を発表し、活発な意見交換が行われました。

また、普段からこのプロジェクトにサポートを頂いているJICA本部や日本医療研究開発機構(AMED)の担当者の方々、SATREPS評価委員でプロジェクト開始前から関わって頂いている長崎大学の北教授も参加され、プロジェクトの順調な進捗が確認されると共に、今後のプロジェクトに有意義なアドバイスをいただきました。

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オープニングの挨拶をするプロジェクトリーダーの横山教授

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若手研究者のプレゼンテーションにアドバイスする長崎大学の北教授

【画像】セミナー出席者による集合写真